このページでは、六ヶ所の核燃料サイクル施設の概況をお伝えして行きます。

核燃施設
電力業界が核燃料サイクル施設の建設構想を発表したのは1984年1月でした。
村内外の激しい反対運動を経て、六ヶ所村はいま、核燃城下町の様相を呈しています。
当初はウラン濃縮工場、低レベル廃棄物埋設センター、再処理工場の3施設でしたが、立地基本協定時に、高レベル廃棄物貯蔵施設が加わり、MOX工場の建設も始まって5施設になりました。
それぞれの工場の概況をお知らせします。

・ウラン濃縮工場 1992年3月27日操業開始。 遠心分離器の性能悪化で、カスケードが次々に停止。 現在は7系統のうち、1系統をのぞいてすべて停止している。 年間生産量1500トンSWUのうち、生産実績は150トンSWUにとどまった。 遠心分離器の数は核不拡散条例に触れる機密事項として公表されていないが、7系統の生産ラインはメンテナンスフリーで順次止まり、2010年12月15日に全系統が停止。 2012年3月9日、新型遠心分離器で濃縮生産開始。37.5トン。
・低レベル廃棄物埋設センター 1992年12月8日操業開始。
・高レベル廃棄物貯蔵管理施設 1995年4月26日操業開始。 日本の電力会社は原発から出た使用済み核燃料約7200トンの再処理を1969年から2001年にかけて英仏に委託。仏からの高レベル放射性廃棄物のガラス固化体搬入は2007年に終了。1310本が貯蔵されている。英からは2010年に始まり、これまでに2回にわたり104本が搬入された。2013年2月にも3度目が搬入される予定。
・再処理工場 2006年3月31日アクティブ試験開始。 2013.10 本格操業予定。19回目の操業延期。再処理済みをのぞいた使用済み核燃料の在庫量は約2937トンとなり、貯蔵プール(3千トン)の貯蔵割合は97.9%に上昇。青森県と六ヶ所村は1998年、再処理しない場合は同村に貯蔵中の使用済み核燃料核燃料を施設外に搬出するーとの覚え書きを日本原燃と交わしている。 2013年1月現在、ガラス固化体を作る溶融炉の再試験でB系統炉の作動試験が終了。